平成30年2月1日、中小企業庁より、「平成30年度予算『地域創造的起業補助金(地域創業活性化支援事業)』に係る事務局」の公募が開始されました。ではこの「地域創造的起業補助金」とはどんな補助金なのでしょうか。

平成29年度(2017年度)創業補助金の記事はこちら↓

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地域創造的起業補助金(創業補助金)とは

「地域創造的起業補助金」は平成29年度までは「創業補助金」という名称が使用されていました。創業補助金は、その年によって、微妙に名称が異なっています。

実施年度 名称 概要
平成30年度 地域創造的起業補助金
事業承継・再編・統合促進補助金
平成29年度 創業・事業承継補助金 創業補助金
事業承継補助金
平成28年度以前 創業・第二創業促進補助金 創業促進補助金
第二創業促進補助金

平成28年度までは「創業・第二創業促進補助金」という名称でしたが、平成29年度に「創業・事業承継補助金」という名称に変わり、さらに平成30年度は「地域創造的起業補助金」という名称に変わるようです。これまでは創業と事業承継がひとくくりになっていましたが、平成30年度はそれぞれ「地域創造的起業補助金」「事業承継・再編・統合促進補助金」という別々の補助金制度になっています。

地域創造的起業補助金(創業補助金)の予算額

平成30年度の地域創業的起業補助金(創業補助金)の予算額を平成29年度の創業補助金と比較しながら確認していきましょう。

平成29年度の創業・事業承継支援事業

平成29年度の創業・事業承継支援事業の予算は、創業補助金・事業承継補助金と合算して11.0億円でした。創業補助金の採択率は、応募総数739件に対し採択総数109件の約14.7%でした。このうち香川県の事業者は1件というかなり厳しい結果でした。

平成30年度の地域創業活性化支援事業

平成29年8月に出された概算要求額10億円に対し、平成30年1月予算案は6.3億円となりました。創業補助金自体、年々縮小傾向にあるようですが、補助金の内容自体には今のところ、大きな変更点はないようです。

地域創造的起業補助金(創業補助金)の対象

補助金の対象事業として、平成29年度からは、

事業実施期間中に一人以上の雇用を要件化するとともに、民間金融機関等からの外部資金の活用が見込まれ、経営安定化のために継続して第三者からの支援が期待できる事業に対し重点的に支援を行います。

という文言が盛り込まれるようになりました。平成30年も同様の要件となりますので、

  1. 一人以上の雇用
  2. 民間金融機関等からの外部資金を活用することが見込まれる
  3. 経営安定化のために継続して第三者からの支援が期待できる

を満たしておくことが重要になります。つまり、もう少し具体的には従業員等を一人以上雇用し、銀行等からの融資を受ける見込みがあり、経営革新等支援機関に認定されている税理士等からの支援を受けておくということが大切です。

地域創造的起業補助金の上限

平成29年度と同様に平成30年度の補助金の上限は200万円であり、外部資金調達の確約がない場合(銀行等からの融資を受けない場合)の上限額は100万円となります。補助率は1/2となります。

(図は平成29年度創業補助金HPより引用)

まとめ

いかがでしたか?平成30年度地域創造的起業補助金(創業補助金)の事務局が公募になり、補助金自体の公募もまもなく開始になります。例年通りであれば、平成30年4月~6月ごろだと考えられますので、うまく活用してみてはいかがでしょうか。

当記事が素敵なヒントになれば幸いです。